2010PWCスーパーファイナルinトルコ


プロローグ


2010年PWCのスーパーファイナルはトルコ、パムッカレで行われます。世界遺産で知られる石灰棚や古代遺跡があるこの場所で、フライトできるだけでも感動です。
JPAからスーパーファイナルのセレクションメンバーは扇澤、宮田、長嶋、大澤、水沼、の昨年参加したメンバーに加えて、植田信吾、高杉信吾、増子知美の合計8人です。スーパーファイナルに出られることを大変うれしく思うとともに、スーパーファイナルへ出れる環境を作っていただきました競技事業部様や大会関係者様、選手やパイロットの皆さまに感謝の感でいっぱいです。本当にありがとうございます。

ここパムッカレは上空から見ると平坦なのですが、起伏がある地形です。石灰棚があるくらいで地面全体が白く乾燥しています。ランディング付近の標高は300〜400mでテイクオフは700mと、そのテイクオフの後ろにある高い台地の上にある1700mの2か所あります。高いテイクオフは低いテイクオフは逆転層に覆われていることが多く非常に渋いコンディションとなるのですが、高いテイクオフからですとサーマルトップが3000mを超えるバンバンのコンディションとなります。

PWCスーパーファイナルの名にふさわしい難しいテクニカルのタスクからロングタスクまで、さまざまなタスクが組まれるでしょう。私たち8人は、持っているすべての力を出せるよう、集中して望みたいと思います。どうぞ皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。